何が違うの?遺品整理業者と不用品回収業者の違い

 

超高齢社会に突入した現在は、遺品整理業者の需要がますます高まっています。しかし、サービスについて詳しくない方からすれば、遺品整理業者と不用品回収業者は同じサービスを行っていると思ってしまうかもしれません。実際は、サービスの基本的なスタンスが異なります。そのため、依頼する業者を間違えると納得できない結果になることもあります。

そこで今回は、遺品整理業者と不用品回収業者の違いを具体的にご紹介します。

 

 

■基本的なスタンスが違う遺品整理業者と不用品回収業者

 

遺品整理業者と不用品回収業者のサービスは、基本的なスタンスが異なります。共通する部分もありますが、サービス内容や対応に異なる点が多いのでそれぞれの業者についてご説明します。

 

 

・遺品整理業者のサービス

遺品整理は、亡くなった方が残した遺品をいるものといらないものを分ける形見分けの作業です。形見分けになるので、遺族と業者が連携して遺品を整理していきます。そして、いるものを遺族へ、いらないものは不用品として処分するのが遺品整理のサービスです。また、いらないものでも遺品なので遺品整理業者のスタッフは丁寧に取り扱います。

また、遺品整理業者は、遺族をサポートするのが主体なので問い合わせや見積もりなどの対応も丁寧です。親身になって対応するので、初めての利用でも安心して作業を任せられます。他にも、近隣にできるだけ知られないように配慮したり、遺品の供養が必要なら僧侶を呼んだりなど、遺族のことを考えたサービス内容となっています。

 

 

・不用品回収業者のサービス

不用品回収業者は、もういらなくなった生活用品や家電、家具などを回収するサービスが中心なので、遺品や不用品関係なく処分するスタンスです。そのため、遺品としての価値を考慮せずにすべてゴミとして処分されます。

遺族にとって故人が残した遺品は、思い出深いものから故人の記録として残しておきたいものなどもあります。しかし、不用品回収業者に任せてしまうとすべて処分されるので、不用品回収をお願いする前に遺族が分別しておく必要があります。

また、品物の取り扱いも不用品として扱うのでその扱い方は雑になりがちで、作業効率を優先するので機械的に作業を続けるという特徴があります。

 

 

以上、遺品整理業者と不用品回収業者の違う部分です。どのような部分が違うのか把握しておくことで、状況に合わせて依頼することができます。

 

 

■いらないものでも遺品なら仕分け方が違う

 

 

遺品整理と不用品回収の違うポイントとして「仕分け方」があります。不用品回収業者は、遺品でも何でも関係なく一律不用品として扱い処分します。しかし、遺品整理業者は、これまでの実績を生かして処分すべきものと取っておくべきものを仕分けるので、遺族に合わせた対応を期待できます。また、遺族にとっていらないと判断したものでも、資産価値のあるものだと業者が判断したら、買取などのサービスの利用を勧めてくれます。そのときは、骨董品などの査定を行なう専門業者の紹介をお願いすることもできます。

このように、遺品整理業者と不用品回収業者の遺品の仕分け方が違うので、依頼するときは注意が必要です。

 

 

■状況に合わせて依頼することもできる

 

遺品整理するものが多い、どれを残しておいたほうがよい遺品なのか分からないなど、遺族だけで遺品整理を行うことが難しいのなら遺品整理業者へ依頼したほうがスムーズに整理できます。しかし、遺品のどれを残して処分するのかを把握していたり、数が少なくて遺品整理が簡単だったりするのなら不用品回収業者に依頼したほうが費用を抑えられるかもしれません。不用品回収業者は、作業効率を考えているので低価格で依頼できる業者もあります。

状況に合わせて遺品整理業者なのか、不用品回収業者なのか選べるので、遺族にとって精神的な負担がなく効率的に遺品整理することが大切です。