遺品整理の際に仏壇や神棚は処分できる?

 

遺品整理で整理するものの中には、仏壇や神棚が含まれていることもあります。近年は家族構成や住宅事情が変化していることもあり、仏壇や神棚を手放すことが増えているのです。しかし、仏壇や神棚の処分は誰もが経験するというものでもなく、いざというときに処分方法が分からなかったり、バチがあたるのではないかと不安になったりすることもあります。

そこで今回は、遺品整理での仏壇や神棚の処分についてご紹介します。

 

 

■仏壇と神棚の処分方法

 

 

仏壇や神棚は一般的な品々とは異なり、少し特殊な方法で処分を行います。仏壇と神棚でもその方法は異なるため、それぞれの場合についてご紹介します。

 

 

・仏壇の処分方法

仏壇には魂が宿っているとされているため、処分する際にはまずその魂を抜く儀式、法要を行わなければなりません。その法要のことを、魂抜きやお性根抜きといいます。ただし、浄土真宗にはこの儀式がなく、代わりに専用の読経を行います。

魂抜きを行う場合、お坊さんに自宅に来てもらう、専門業者に仏壇を回収してもらう、という2種類の方法があります。基本的にはお坊さんに来てもらいますが、自宅で法要が行えない場合には専門業者に依頼します。

魂抜きの法要が終われば、仏壇を処分します。お坊さんや専門業者にそのまま引き取ってもらう他、一般廃棄物として自分で処分することもできます。ただし、粗大ごみとして引き取ってもらえるかどうかは各自治体によっても異なるため、事前に確認する必要があります。

 

 

・神棚の処分方法

仏教には経典があり、その教えのもとでさまざまな儀式を行うため、仏壇を処分する際には魂抜きを行います。しかし、神道にはそういったものがないため、神棚の処分に関しても統一されたルールというものはありません。

神棚を処分する方法は、大きく分けて3種類あります。1つ目は、神社で祈祷してもらうという方法です。この場合、神棚を神社に持っていき、祈祷を申し込みます。多くの場合、祈祷後はそのままお焚きあげしてもらえます。2つ目は、神棚の中にある御札を神社に返納し、本体をお焚きあげする方法です。御札は、神社に設けられている返納所に返納します。3つ目は、何もせずそのままお焚きあげをする方法です。

各神社によっても推奨する方法が異なるため、一番納得できる方法を選ぶべきです。

 

 

■処分の前にしっかりと相談することが大切

 

上述したように、仏壇や神棚の処分に関する考え方・感じ方はさまざまです。供養が必要だという人もいれば、そのまま捨てても問題ないという人もいます。そうした中で、自分が納得できる方法を選べるようにすることが大切です。

自分で考えても分からない場合、近くの寺や神社で相談してみるのがおすすめです。さまざまな意見を聞くことで、ふさわしい方法を見つけることができます。

 

 

仏壇や神棚の処分は、どのようにすればいいか悩むことも少なくありません。遺品整理業者に依頼することができる場合もあるため、自分で処分するのが難しいなら依頼を検討してみてはいかがでしょうか。