捨てられない遺品はどうすればいい?

 

遺品は、大切な人が残したものです。そのため、なかなか気持ちの整理がつかずに、遺品整理ができないというケースも少なくありません。そこで今回は、遺品を捨てられないときの対処法についてご紹介します。

 

 

■捨てにくい遺品とは?

 

遺品にはさまざまな種類があり、中でも特に捨てにくいものがあります。例えば、以下のような遺品は捨てにくいとされることが多いものです。

 

 

・写真やアルバム
・仏具や神棚
・人形
・衣類
・手紙
・趣味の道具やコレクション

 

 

これらの品々は、故人が直接身につけていたものや思い入れの強いものなど、故人とのかかわりが非常に大きいものです。そのため、故人との思い出がよみがえりやすく、気持ちの整理がつかないことから捨てることが難しいとされています。

 

 

■遺品が捨てられないときはどうする?

 

 

上述したように、気持ちの整理がつかずに遺品が捨てられないというケースは往々にしてあります。しかし、遺品をすべて残しておくことはできないため、いずれは処分しなければなりません。遺品が捨てられなくて悩んでいる場合は、以下のような方法を試してみるとよいでしょう。

 

 

・時間をかけて気持ちを整理する

なかなか捨てられずに悩んでいると、無理やりにでも捨てようと考えることもあります。しかし、当然ながら納得して処分しているわけではないため、心に傷が残り精神的な負担となることもあるのです。そのため、十分に時間が使える場合は無理に捨てようとするのではなく、気持ちを整理することを優先すべきです。

 

 

・「捨てる」のではなく「譲る」

遺品を「捨てる」のではなく、誰かに「譲る」というのもひとつの方法です。例えば遺品整理では、形見分けを行います。形見分けは、故人が残した大切な遺品をそれぞれ適切な人に分ける作業です。「捨てる」という行為自体に忌避感を感じているケースもあり、そういったケースでは譲ることで負担を軽くすることができます。

 

 

■遺品の処分方法

 

気持ちの整理がつけば、遺品の処分を行います。処分の方法は、それぞれの遺品によっても異なります。

写真やアルバム、手紙などを処分する際には、そのまま可燃ごみとして捨てることとなります。大切な写真や手紙があれば、少しであれば残しておくこともできます。また、近年はデジタル技術が発達してきていることから、写真や手紙をスキャンしてデータ化するという方法もあります。方法が分からない場合、そういったサービスを展開している業者に依頼することもできます。

仏具や神棚といったものは、そのまま捨てることはなかなか難しいといえます。また、写真や人形も捨てることに抵抗があるケースもあります。そうした場合、お寺などで供養してもらい、その後で捨てるという方法を取ることもできます。

衣類やコレクション類は、価値があるものであれば買取業者に依頼して買い取ってもらうことができます。そうでない品物の場合は、同じ趣味を持つ人に譲るか、そのまま処分することとなります。

 

 

遺品を捨てることができないというケースは少なくありません。そうした場合、焦って捨てるのではなく、まず気持ちを整理することが大切です。しっかりと納得して処分することができれば、精神的な負担も大きくはなりません。もし急いで整理をしなければならない、遠方で遺品整理が難しいといった場合には、遺品整理業者に依頼するのもひとつの方法です。近年は遺品整理業者を利用するケースも多く、さまざまな業者がサービスを提供しています。業者によってサービス内容や料金などが異なるため、利用する前にはしっかりと比較検討することが大切です。